VIBES MEETING '05
( 1日目 )

"THE 13th VIBES MEETING IN KAGAWA-SAKAIDE"
正式な名称はこうだ。
もう13回目を迎えるこのイベントに5年ぶりに参加してきた。
このイベントは毎年10月の体育の日を絡めた土、日、月曜の3日間開催される。
今年は10月8〜10日の日程で香川県は坂出市の番の州、県の工業用地がその場所となった。
今回は、イージー・ライダーよろしく二人旅。
まだバリバリの新車に乗るニール兄弟のサカチンとの道連れだ。
二人で走るのは先日のトイランから2度目だが、気が置けない友と走るのは楽しい。
仕事の関係で日曜( 9日 )の出発だったのだが、急に入った仕事のため
朝から出かけることが出来ず午後早々に出掛けることになった。
仕事から戻った11時45分頃にはもう集合場所の我が家の前にサカチンは到着していた。
大慌てで荷物を積み込み出発したのが12時30頃、垂水のICから神戸淡路鳴門道に乗り
明石大橋を渡って淡路島を縦断し高松自動車道を走って
一路瀬戸中央道の坂出ICを目指す。

垂水ICに入るとすぐにトンネルになる。
かなりこの長いトンネルを抜けると視界が開け明石大橋が目の前に現れる。
全長約4km、主塔の高さ約300m、片側3車線の
広い橋の一番外のレーンをゆっくり走りながら遥か下に見える海を渡る。
頭の中に「イージー・ライダー」のワン・シーンが浮かんだ。
耳の中には「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」が流れ
気分はもう完全にキャプテン・アメリカだ。
淡路に渡ってすぐ淡路SAにて昼食をとる。
連休の中日で好天だったせいか大変な賑わいだった。
手っ取り早く済ませるには食券販売の食堂。
ちなみに二人が注文したのはとんこつラーメンだった。
出発時間が遅かったので少しばかり気が急いていた。
「出来るだけ早く着きたい。」・・・
それは、少しでも早く着くことでテントの設営、食事の用意等を
明るい間に済ませたいという思いからである。
キャンプというのはことのほか労力が掛かる。
考えてみれば衣、食、住の人間の基本的生活のうちの
住と食という大きな作業を自然の中で
(厳密な意味では完全な自然とは言えないが・・・)
短時間で成し終えねばならないから・・・
暗くなってからのこれらの作業は辛いのである。
先日のトイランで自称「晴れ男」の実力を証明したサカチンの本領発揮か、
その日は前日とは打って変わって晴天。
心地よい風を受けながら快適に淡路〜鳴門〜高松道を走り
途中、津田の松原SAにて短い休憩を取り
4時を少し廻った頃にようやく坂出ICを降りた。
そこから会場までの道順はVibes誌の地図をコピーしてきてあったので
すぐに到着・・・の予定だったのだが、
降り口方向を間違え、反対方向に出てしまったため道に迷い
あっちに行ったりこっちに行ったりとした挙句、
最寄のコンビニに飛び込んで道を尋ねてやっとの思いで
会場に到着したときには5時頃になっていた。

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会場の中はテント、テント、テント・・・
テントを張る場所を探すのにもあまりに広大なためかなりの時間を要してしまった。
何とか、二つテントをゆっくり張れる場所を見つけバイクから荷物を運ぶ。
これがまた、かなりの距離である。正直これでかなり疲れた。
もうあたりは薄暗くなってきたので、とりあえず飯炊きを最優先と考え
コッヘルに米と水を入れ火にかけた(待ちきれずビールを飲みながら・・・)。
ただ、慌てているときにはことは上手くいかないもの。
このとき水の加減を間違えたせいでこのあと二人は
健康状態良好であるにもかかわらずいたってお腹に優しい飯を食べることとなる。
レトルト・カレー(Lee10倍)=サカチン、今回は変化球?のレトルト牛丼=私
それと黒胡椒たっぷりの調理済みグリルチキンをおかずに夕食を取った。
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腹ごしらえが済み人心地付いたので、出店を見に行く。
そこもまた、テント、テント、テント・・・。
飲食関係のほかバイカー雑誌などでよく目にするアパレルやパーツ・ショップのテントが軒を並べていた。
一体どれくらいのお店が出店していたのだろう?
その中、お馴染みのモトブルのロゴの書いたテントを見つけた。
中を覗くとマイウー・Tが焼肉をしながらひとりで飯を食っていた。
こんな光景を見るとホントにホンジャマカ石塚そっくりだ。
挨拶がわりにいつもの冗談の掛け合いをしたのち
サカチンはグローブを買った。
テント群の中をぶらぶらしてからライブ会場に行く。
若いバイカーたちに熱い支持を受ける「ハッシュボール」というバンドが出ていた。
音がデカイ!野外でこの音量はかなりのデカさだ。
しばらく聴いてからその場所をあとにした。
徘徊にも飽きたふたりはビールを買い求め今宵の我が家へ・・・
差し向かいで酒盛りを再開する。
見上げれば南の空には雲間に上弦の月、東には会場沿いに平行して架かる瀬戸大橋。
大きな橋の下を時折、電車が駆け抜けていく。
瀬戸大橋の下を走り本州と四国を結ぶ本四備讃線だ。
しばらくは男ふたりでいつものように馬鹿笑いをしながら酒盛りを楽しんだ。
夜も更けた頃、となりのテントの方からお誘いを受けた。
ほどよく酔いも回り機嫌良くなっていたのでお誘いに乗り合流させてもらった。
"Highway Dancers"という旗が掛かったターフの下で、声を掛けてくれたよく喋るTSUGUさんと若手のKさん
しばらくしてそのテントに戻ってきたリンホーさん、さらにそのあと加わった二人とで酒宴となった。
岡山在住の彼らは先日のトイランにも参加していたようで、
ライブの話をしたら私のことを覚えていた。
バイクの話はもちろんのこと、音楽の話にまで話題が及び楽しい時間になった。
向かいにいた1人の若者('72生まれ)は70'sロックの大ファンらしく
まさしくその時代を実体験をした私たちをしきりに羨ましがっていた。
年を取ることは決して嬉しいことではないが年を取ったことは同時に生きたことでもある。
老いることは仕方のないこととして生きられたことを誇りに思いまた感謝もした。
こんな書き方をするのも年取ったせいかな〜(笑)
夜中の2時近くになり、ではそろそろということで酒宴はお開きになった。
私とサカチンは「我が家」前に戻り、小腹が空いたのでキャンプ恒例の
「寝る前ラーメン」を作ることにした。今回は「サッポロ○番塩ラーメン」。
少し風があったせいで火の回りが悪くなかなか沸騰しなかった。
それでもどうにか出来上がり、スープの少ないラーメンをツルツルっと胃の中に流し込み腹の虫を落ち着かせた。
程なく二人はそれぞれのテントに入りシュラフに潜り込むと夢の中の人となった。
こうして一日目が終わった。

2日目に続く