Firstman Semi−Acoustic EG


’71に始めて買ったエレキ・ギター。
確か、神戸の大丸で買ったと思う。
当時は、まだ楽器屋にもそれほどエレキ・ギターは置いていなかった。
細いひし形のサウンドホールを持つ深いレッドのダブルカットアウェイ・モデルで、
何故、セミアコだったかといえば、
CSNYのシングル『オハイオ』のジャケットの中で、
スティルスの持つギターが実にかっこよく見えたからである。
そのギターが、グレッチのホワイト・ファルコンというのを知ったのは
まだまだ、後の話である。
とにかく、ネックの細いよくハウるギターだった。
そのくせ、PUにはパワーがなく、とてもロックの使用に耐えるような
ギターではなかった。(と、当時は思い込んでいた。)
晩年は無理やりハムバッキングPUを取り付けられたりして、
とうとう、その短い生涯を閉じた。
思うと、哀れなギターであった。


上の写真は、同時期に当時のバンドメンバーのT氏が購入したヤマハ製セミアコ。
彼も、同じ理由でセミアコを選んだ(と思っている)。
このギターもまた、実に上品な音色で、ロックとは縁遠い気がした。


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